東洋経済オンラインとは
ビジネス #三菱重工と日立 製造立国の岐路

サイロ破壊の若き旗手たち Part2 日立は脱製造業へ|「レッツ! ルマーダ」が合言葉

8分で読める 有料会員限定

INDEX

日立は顧客に、モノよりも、ルマーダでどういうサービスを提供できるかを提案している

10年前、三菱重工との統合構想が破談した日立製作所。その前後から事業ポートフォリオを大きく見直してきた。旧来型の製造業から脱却し、サービス中心の高収益企業へ変身しつつある。

推進役は、あらゆるモノをインターネットにつなげる独自のIoT基盤「ルマーダ」だ。

ルマーダとは「イルミネート・データ」(データに光を照らす)に由来する造語。その名のとおり、データを成長の種と見据えている。当初は誰にも理解してもらえず、「これ、何ですか?」「宗教ですか?」と社内外から揶揄された。だが、ルマーダ関連の売上高は今では1兆円を超え、2021年度には1.4兆円を目指せるまでに成長。30万人を超えるグループ社員が「レッツ! ルマーダ」の掛け声の下に一致団結する。

かつて日立は事業領域が広い一方、それぞれの事業が特定顧客の受注生産に頼り、横の連携がないサイロ(縦割り構造)になっていた。それを打破しようと、16年に社長の東原敏昭がルマーダという旗印を掲げた。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象