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ビジネス #反撃のNTT

「ドコモと組んでプラットフォーマーになる」 インタビュー/NTTコミュニケーションズ社長 丸岡 亨

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まるおか・とおる 1982年九州大学法学部卒業後、日本電信電話公社(現NTT)入社。2011年NTTコミュニケーションズ第一営業本部長。副社長を経て20年6月から現職。(撮影:今井康一)
NTTドコモの完全子会社化によるグループ再編で、手薄だった同社の法人事業をNTTコミュニケーションズ(コム)が持つ法人の顧客基盤やソリューションを活用して強化する。NTTコムが得意とするのはクラウドサービスなどプラットフォーム製品の提供だ。それらを生かしてどのようにドコモと連携していくのか。丸岡亨社長に聞いた。

──ドコモとの連携についてどのような検討が進んでいますか。

コムのベースは固定回線だったが、ドコモと連携してモバイル回線の力を借りれば、顧客に提供できる「つなぎ方」の幅が広がる。

NTTのビジネスモデルは「BtoBtoX」と呼ばれるもので、われわれの顧客は真ん中のB(法人)だ。彼らがX(エンドユーザー)に提供する価値がこのコロナ禍で大きく変わっている。ではそれをどのような技術やソリューションで支えられるか。顧客がやりたいことを聞いていると、モバイルに関するニーズが大きい。

──具体的にはどんなニーズが?

何をやるにしてもキーワードとなるのがデータだ。ドコモと連携すれば5Gも含めてさまざまな場面で(IoT機器などから)データを収集できる。

直近ではドコモの子会社と、三井不動産が管理する名古屋市の久屋大通公園で、防犯カメラ画像や匿名化されたスマートフォンの位置情報データを使って来園者の行動を分析している。施設運営やマーケティングに活用するための取り組みだ。

具体的なデータがあれば、分析したときに想定外の気づきがある。(連携の強化で)こうしたことをドコモと一緒にできるようになる。ドコモからしても、(法人に強い)コムの顧客にアプローチできる利点がある。

──NTTコム単体で見ると、2024年に電話回線がIP化されれば距離別だった通話料が定額化され、収入に打撃となります。

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