飲食店の苦境は、業務用依存度の高かった食品関連企業に戦略練り直しを迫ることになった。いち早く転換を図った企業の1つが酒類販売店のカクヤスグループだ。
東京23区内を中心に展開する同社は近年、六本木や歌舞伎町など繁華街での出店を重視し、売上高の7割を業務用が占めるまでになっていた。
だがコロナ禍で、世田谷区や杉並区など住宅隣接地での出荷が5割増となった。足元では家庭用の売り上げが5割となり、業務用の減少分を補いつつある。2021年は「住宅地への出店に攻勢をかける」(同社IR)構えだ。
ビールで焦点のアサヒ
ただ、カクヤスのように転換できる企業ばかりではない。アサヒビールがそうだ。
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