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「定年なんて要らない、仕事と努力は永遠に続く」 インタビュー/伊藤忠商事名誉理事・元駐中国大使 丹羽宇一郎

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にわ・ういちろう 1939年生まれ。名古屋大学法学部卒業後、伊藤忠商事入社。98年、社長就任。2004年会長就任。10年、民間出身で初の駐中国大使に就任。『死ぬまで、努力』『丹羽宇一郎 戦争の大問題』など著書多数。(撮影:今井康一)

伊藤忠商事の経営トップや駐中国大使として活躍したのが丹羽宇一郎氏である。『死ぬまで、努力』『仕事と心の流儀』など、ビジネスパーソン向けの著書はいつもベストセラーとなる。その丹羽氏に「定年消滅」について聞いてみた。

──来年から「70歳定年法」が始まります。定年の概念は変わりますか。いつか定年というものがなくなるのでしょうか。

そうかもしれない。僕は、とにかく、このままでは日本の社会は成り立たなくなっていくと思っている。今の人たちは世の中の仕組みをあんまり信用していないんだよ。だから新しいものに変わるしかない。

──どういうことですか?

例えば、日本では代表制民主主義を信頼しているのは、20歳代では20%。30歳代では14%にすぎない、という調査結果が出ている(言論NPO、2019年7月)。では、米国はどうか。1980年代以降に生まれた人たちへの調査で、90年代の人が多いけど、今の民主主義の下で生きるというのが非常に重要だと思っている人は、全体の3分の1だけだ。3分の2は重要だと思っていないようだ。

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