「野村を抜いて、最大の口座数を有する証券会社になりました」──。4月28日の決算会見で北尾吉孝・SBIホールディングス社長はこう語った。
新型コロナの影響で2月末以降の株式相場は大幅安となった。これを株式投資の好機とみた個人投資家がネット証券に殺到。新規口座開設が急増した。楽天証券では1〜3月期の口座純増数が約34万件と、直前の3カ月間の約15万件に比べ2倍以上に増えた。

休眠口座を復活させる動きも相次いだ。「パスワードの再設定や入金方法についての問い合わせが増えた」(松井証券)という。
取引頻度も増えた。相場の急変局面ではシステムへのアクセスが集中し、一部の証券会社で取引画面に接続できなくなるほどだった。
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