1月23日に封鎖された武漢に住む小説家の方方(64、本名は汪芳)の日記ブログは、封鎖下での生活と関連当局への批判などを率直につづり、中国国内だけでなく世界的にも注目された。最終回を書き終えた方方への財新による独自インタビューを抄訳転載する。
──封鎖の期間全体を通して、いちばん悲しいと感じた出来事は何でしょうか? そして怒ったことは?
最も悲しいのはもちろん人の死です。仲のいい人や同級生の死、みんな治療を求めているのに、何もできない。自分の無力を実感したときは、とてもつらかったです。
いちばん憤ったのは、初動が十数日から20日ほど遅れたため、後々の深刻な混乱を招いたことです。これは人災です。最も感動したことはやはり、医療従事者たちの勇敢な姿です。そして、武漢人の自制力と彼らの李文亮医師(訳注:新型コロナウイルスについて昨年12月末にいち早く警鐘を鳴らしたが、警察から訓戒を受けた。自らも新型肺炎を発症、2月7日に死去)たちに対する気持ちです。
──当局の不興を買うことは怖くないですか? 一方で、あなたは日記で官僚の苦労にも言及していますね。
彼らの不興を買っていることが、私といったい何の関係があるのでしょうか? 私はこんなに長く家に閉じ込められています。900万人の武漢人は外出できないし、(封鎖前に市外に出た)500万人の武漢人は家に帰れない。こんなにも多くの被災者がいます。関係部門はまず武漢人の気持ちを考えるべきです。
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