「ウィンドウズ2000」。三菱商事のある中堅社員は、50代のベテラン社員たちをこう例える。ウィンドウズとは窓際、2000とは年収2000万円を意味する。「仕事の少ない窓際族であるにもかかわらず、年収2000万円をもらっているおじさんたちを揶揄した表現」と解説する。
三菱、三井、住友の3大グループ上場企業59社の平均年収を比べると、1位になったのは三菱商事で1607万円。ただし、この数字にはいわゆる一般職に当たる社員も含まれており、「総合職の社員は平均年収以上に給与をもらっている」(前出の社員)という。
ランキングを見ると、同じく商社である三井物産が3位、住友商事が4位につけ、また上位10社のうち三菱系が6社ある。


平均役員報酬でもトップは三菱商事だった。2位は住友不動産の1億6200万円で、社員との年収格差は24.5倍と59社の中で最も大きい。


次に経営陣を見てみよう。1億円以上の役員報酬を得ている上場企業の役員は、有価証券報告書で開示する義務がある。
3大グループの役員のうち、1億円以上得ているのは計100人。うち三菱系が55、三井系が23、住友系が15、三井住友系が7人だった。ここでも三菱系の待遇のよさがうかがえる。
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