有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス #船・港 海の経済学

川崎汽船「今期黒字転換。風力、水素で先鞭」 インタビュー/川崎汽船社長 明珍幸一

2分で読める 会員登録で読める
みょうちん・ゆきかず 1961年生まれ。東京大学文学部卒業。84年に入社後、コンテナ船事業グループ長、執行役員、代表取締役専務執行役員などを経て、2019年4月から現職。(撮影:今 祥雄)

世界的な船腹過剰に直面する中、当社は2015、16、18年度の3度にわたり、合計で1200億円を超える構造改革費用を計上。運航船舶の2割弱に相当する80隻の期限前返船を実施した。株主資本は一時目減りしたが、コンテナ船事業の統合効果や、自動車輸送船事業の航路適正化努力の成果が表れてきている。

今第4四半期は新型肺炎による荷動きへの影響が懸念されるが、黒字化目標は変えていないし、達成できると考えている。

今期は社長就任の初年度だが、環境課題への対応にも力を入れている。今年1月にスタートした硫黄酸化物(SOx)の排出規制対応に全社を挙げて取り組んだ結果、低硫黄重油への切り替えは予定どおり実施できた。今後は、CO2など温室効果ガスの大幅な削減に取り組む。

今年末までに、LNGを燃料とする大型の自動車輸送船が竣工する。秋には、中部地区で合弁会社による船舶へのLNG燃料供給事業が立ち上がる。同時期に、シンガポールでもLNG燃料供給事業に参画する。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数