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日本郵船「環境分野でトップランナーに」 インタビュー/日本郵船社長 長澤仁志

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ながさわ・ひとし 1958年生まれ。神戸大学経済学部卒業。80年に入社後、LNGグループ長、海洋事業グループ長、副社長経営委員などを経て2019年6月から現職。(撮影:尾形文繁)

社長に就任した今年度は、海運事業では昨年度までの非常に厳しい状況から脱することができたと手応えを感じている。最大の成果は、商船三井、川崎汽船とのコンテナ船の統合会社オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)が、さまざまな取り組みによって、黒字への転換を果たしつつあることだ。自動車輸送船や鉄鉱石などを輸送するばら積み船の収益も堅調に推移している。一方で航空貨物は非常に厳しい状況が続き、物流事業も低収益の体質から脱却できていない。両事業をどう立て直していくか、真剣な議論を重ねている。

経営課題としてとくに重要なのが、ESG(環境・社会・企業統治)への対応だ。金融機関や顧客と対話する中で、ESG課題を経営の中心に据え、真剣に取り組む必要性を、私自身が強く認識している。ESGを口に出さない日がないくらい、その重要性を社内で説いている。取り組みがいいかげんだと、企業としての生き残りは困難だ。

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