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政治・経済・投資 #経済クロスワード解答・解説

2/15号の解答と解説 楽しみながら知識が身につく経済クロスワード

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前号(2/15号)のテーマは〈日本の医療〉

解答は「コクミンイリヨウヒ」でした

解説

国民が医療にかけた年間費用の総額を「国民医療費」という。患者による窓口負担、健康保険からの給付、それに生活保護での扶助を合算する。

厚生労働省によると、2018年度の国民医療費は前年度比4000億円増の約42兆6000億円で過去最高。1人当たりでは4000円増の約33万7000円となった。傷病の分類別では、高額な人工透析を要する慢性腎不全や、糖尿病、高血圧などの「循環器系の疾患」が最多で約6兆782億円。「新生物(がん)」が4兆3766億円でこれに次ぐ。

国民医療費の増加に歯止めがかからない。約30年前、1989年度の総額は19兆7000億円だった。毎年8000億円弱のペースで上積みされ、今や倍増以上に。その要因とされるのは病気・ケガのリスクが高い高齢者の増加である。だが、医療の高度化に伴う治療法や薬剤のコスト増、必要のない受診の頻度増なども指摘され、原因を十把ひとからげにできない。さらに今期は新型コロナウイルス肺炎の対策費用がどこまで必要になるのかも懸念される。

医療費は、医療機関にとっては診療の対価として受け取る報酬でもある。診療報酬の体系は健康保険法で定められており、2年に一度の診療報酬改定が、報酬を引き上げたい日本医師会や与党と、医療費を抑えたい財務省との折衝の機会となる。

20年度からの改定に向け1月にその内容がまとまった。医師の技術料に当たる「本体」は0.55%引き上げ、「薬価」は1.01%引き下げる。全体では0.46%減。500億円ほどの国費支出削減を実現しつつ、医療機関側にも一定の配慮が示された形だ。

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