海外勢との競争に敗れ、総合電機が次々と切り離してきたのが液晶や半導体事業だ。かつてのライバル同士で事業統合した“日の丸連合”に起死回生を託したが、業績は低迷し、土俵際に追い詰められている。
JDIは債務超過
ソニー、日立製作所、東芝の液晶部門が統合し、2012年に発足したジャパンディスプレイは、15年3月期から5期連続の最終赤字。9月末の時点で1039億円の債務超過に陥っている。
中台企業連合からの資本増強が決まりかけたが、出資予定企業が離脱するなど二転三転。12月には投資会社、いちごアセットグループからの条件付き資本受け入れで合意した。筆頭株主で官製ファンドのINCJが有利子負債の一部を優先株に振り替えることで再建を支援する方針だ。
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