──デジタルトランスフォーメーション(DX)の流れをどのように商機へ結び付けますか。
さまざまな業界で、既存のビジネスモデルを根底から覆すような新しいプレーヤーが出てきた。われわれとしては、単に技術を提供するのではなく、顧客のビジネスモデルの変革を支援していくことが商機につながる。コンサルティングやビジネスデザインの能力を上げ、自分たちもそれを体現していくことが必要になる。
──社員数11万人の巨大組織を変えるハードルは高そうです。
DXの流れに対応するため、2019年4月に組織改編を行った。従来の顧客業種ごとに分けていた部門とは別に、DXに特化した新組織をつくった。そこで生体認証やAI、IoT、セキュリティーといった中核技術の全社共通プラットフォームを開発した。今後は各部門がこの新組織を活用し、顧客に合ったアプリケーションを開発していきたい。
社内の変革を牽引する外部人材の登用も進めている。海外事業はGEジャパン元社長、DX化を進める新組織の幹部は日本IBMのワトソン元事業責任者が率いている。グループ内では、傘下にあるアビームコンサルティングの人材ももっと活用していく。
──顔認証技術は米国の国立研究機関によるテストで、5回連続トップとなる有望事業です。ビジネスとしてどう展開しますか。
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