有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス #“0G”通信の衝撃

京セラ、ソニーに加えてあのアマゾンもついに参入 乱立する規格

3分で読める 有料会員限定

5Gと比べ低価格で利用できるのが特長のLPWAは、仕組みが簡素なため、基地局などインフラのコストも低い。参入障壁が比較的低いことから数多くの方式が登場している。

「ライセンス系」と呼ばれるLTEの周波数帯を利用した方式はソフトバンクなど通信会社が展開する一方、無線局免許がとくに必要ない周波数帯を利用する「アンライセンス系」というカテゴリーでは複数の方式が乱立している。

アンライセンス系の中で主に広がっているのは、「LoRa」と「Sigfox」という方式だ。LoRaは運営する通信事業者が限定されておらず、用途に合わせて自由にネットワークを組めるのが特長だ。日本では通信サービス企業のソラコムのほか、KDDIなどもサービスを展開している。一方、Sigfoxは開発したフランス企業が各国1企業とライセンス契約し、日本では京セラコミュニケーションシステム(KCCS)が基地局網の整備をしている。

いずれも詳細な回線数は公開していないが、普及拡大には自信を見せる。KCCSの松木憲一LPWAソリューション事業部長は「回線数は最初の見込みより拡大ペースが遅いが、やり取りされるメッセージ数はこの半年で6倍になった。確実に使われ始めている」と話す。

そこに今年9月に新たに参入したのがソニーだ。独自に開発した新方式「ELTRES」は、実際は障害物などに左右されるものの、基地局からの距離が100キロメートルでも通信が可能としている。高速で移動していても安定して通信できるため、荷物の現在地を記録するなどの用途で強みを発揮する。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数