株式投資や就職活動などで有望な企業を探す際、決算書でまず注目するべきポイントは利益が伸びているかどうかだ。いくら売上高が伸びていても赤字や減益決算が続いていては、成長投資や株主還元ができずジリ貧になってしまう。最悪の場合、上場廃止や倒産もありうる。
ここでは全上場企業の中から、本業の儲けを示す営業利益が2期以上連続で増加、かつ最終的な儲けを示す純利益が今期過去最高を更新する見込みの絶好調企業を、『会社四季報』のデータから選出。営業増益率順にランキングにした(下表、10月16日時点)。
売上高、時価総額とも1000億円以上の大型銘柄で、上位に目立つのは製薬会社だ。トップは製薬大手の大塚ホールディングス(HD)。機能性飲料のポカリスエットが堅調に伸びるのに加え、自社創薬で利益率の高い多発性嚢胞(のう ほう)腎薬「サムスカ」など主力医薬品が好調。2019年12月期の営業利益は前期比6割増の1740億円と急回復する。
2位の中外製薬は抗がん剤や血友病薬が国内外で伸び、19年12月期は前期比3割強の営業増益を計画。10位のエーザイも前期比2割弱増益と業績好調なうえ、アルツハイマー病の新薬申請を発表、10月下旬に株価が急騰した(その後は両社とも業績計画の上方修正を発表している)。
身近な企業では4位のスシローグローバルHDが回転ずし業界で一人勝ちだ。店舗純増数で約30店の拡大を続け、今年9月まで23カ月連続で既存店増収を達成。2桁増益が続いている。
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