
「反復作業に多くの時間を取られることがストレスだった」。京都大学法学部卒業後、森・濱田松本法律事務所に弁護士として在籍していた角田望CEO(32)は、当時をこう振り返る。
企業の法務担当者と弁護士が行う契約書の確認は手間が多い。契約書を相手と取り交わす場合、まず受け取った文書を精査し、相手に極端に有利な条文が入っていないか確認する必要があるからだ。「通常は1時間程度かかることが多い」(角田氏)。
この確認を容易にしたいと考え、設立したのがリーガルフォースだ。利用者が契約書をアップロードするだけで、文書内の言葉がわずか1秒で自動的に分類・識別される。不利な条文や欠落条項をアラートとして表示し、適切な修正も提案してくれる。京大の森信介教授が開発する、自然言語処理の仕組みと連携することで実現させた。
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