
宇宙飛行士の船内作業を代行する遠隔操作型のロボットを開発中なのが、2016年設立のギタイだ。中ノ瀬翔CEO(32)は日本IBMを退職後、インドでウェブサービスのベンチャーを起業し売却した。その後好きだったロボットの試作に没頭していたところ、投資家の目に留まり、法人化に至った。
そんな中、「顧客調査で切実な需要があったのが宇宙だった」(中ノ瀬氏)。宇宙ステーションで実験などを行う宇宙飛行士のコストは1時間当たり500万円で、その多くが輸送費用だ。「ロボットを送れば(ずっと滞在できるため)コストを50分の1に下げられる」(同)。
現在はJAXA(宇宙航空研究開発機構)と組み、実験を繰り返す。袋から物を取り出したり、船外につながるハッチを開閉したりといった具合だ。宇宙では通信の遅延があるため、ロボットの作業の半分弱は自動化を目指す。
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