会社員なら役職定年などを機に給与が下がるが、一方で子どもの教育費はピークを迎える。50代は最もお金が貯めにくい時期だ。収支の厳しい50代がお金を貯めるための5つのステップを紹介したい。

まず、収支に影響が大きい子どもの進学や卒業、住宅ローンの返済など50歳代のライフイベントをノートや表計算ソフトに書き出す。お金がかかる時期、貯められる時期を確認するためだ。表計算ソフトなら、金額の入力もすれば、いくら貯まるかの試算もできる。
例えば54歳で長男、57歳で次男が大学を卒業する家庭なら、教育費が軽くなる54歳から貯め時が始まり、2人分の教育費がなくなる57歳からの3年間は絶好の貯め時だ。住宅ローンは定年以降も続くケースが多いが、繰り上げ返済で60歳前に完済できる人はここも貯め時となる。ただ子どもを授かるのが遅く、住宅ローンも続いていると、50代では貯め時がないとショックを受ける人がいるかもしれない。
自動積立定期預金で貯まる仕組みが整う
貯め時がある人もない人も、お金を貯めるステップは同じだ。貯め時がないと思った人は、より真剣に次のステップに進んでもらいたい。
毎月の収支を確認して積立額を決めるのが次のステップだ。貯め時でなくとも、毎月の積み立ては必須。しかも定期預金で貯めていく。いつでも引き出せる普通預金より定期のほうが、手続き面だけでなく心理的にも解約のハードルが高くなる。
金額が決まったら、銀行の給与振込口座に自動積立定期預金を設定する。毎月、決まった日に決まった金額が普通預金から定期預金に振り替えられる。申し込みは窓口や郵送、インターネットでもできる。これで自動的にお金が貯まる仕組みが整う。何もしなくても毎月定期預金が積み立てられていく。
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