感情を理解し、自分の意思で動く世界初のロボット──。ソフトバンクが人型ロボット「ペッパー」を大々的に発表したのは2014年6月。そこからの約5年は、人間社会で『人型ロボット』がどんな役割を果たせるか、その答えを探す挑戦の歴史だった。
家庭向けは3年間で100万円以上という高価格がネックとなり浸透せず、主に普及してきたのは法人向け。だが法人でも、成否が分かれる。
待ち時間が短縮、使い道不明の声も
回転ずしチェーンのはま寿司は現在、約500店の全店でペッパーを導入する。効果の1つは「待ち時間の短縮」だという。以前は従業員が顧客を呼んだが、別の業務中はすぐ案内できなかった。だがペッパーが案内を担い「客の回転がよくなった」(同社)。結果的に従業員負担も減り、「ペッパーも含めた人件費は微減」(同社)したという。
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