キーボードは不思議な存在だ。パソコン入門の高いハードルの1つだが、慣れてしまえば最も素早く文字を機械に伝える手段になる。
ケータイのテンキーやスマートフォンのフリック入力など、日本ではとくに数多くの文字入力手段が試されていた。ケータイ世代の筆者も、ポケベル入力やテンキー入力、フリック入力などをマスターしている。それでも、総合的にみて、キーボードから入力するスピードにはどれもかなわないのだ。ここがインターフェースの不思議な部分であり、使いやすさや効率性は、人の「慣れ」に大きく依存しているのだ。
百年来のインターフェースであるキーボードのように、マウスも、コンピューターの入力手段としてまだまだ息長く支持されそうなデバイスだ。アップルが初代マッキントッシュで、個人が使うコンピューターにマウス操作を持ち込んで35年。最初はボールを転がして動きを検出していたが、最近では光学式となり、センサーで動きを認識するようになった。しかし、今でもマウスの底面と机の面の素材によってはうまく認識されなかったり、ガサガサと音を立てて滑りにくくなったりすることもある。
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