社長就任6年目に入った丸紅の國分文也氏。丸紅を率いるうえでの問題意識と次期中期経営計画について話を聞いた。
──丸紅の経営を考えるうえで、何を最も重視していますか。
一言でいえば、このまま同じことをずっとやっていて10年後にうちは存続できるかという話だと思う。
いちばん大事なのは多様性だ。これまでは顧客に対するソリューションは扱っている商品基軸で考えていた。これでど真ん中のソリューションが提供できるかというとそうではない領域(ホワイトスペース)が増えている。商社の枠組みを超えないと次にはいけない。
──丸紅アカデミアで世界中の社員を集め、イノベーションを徹底議論しています。状況を教えてください。
商社のマインドセットから外れた成果が出てきていて、非常に新鮮。シンガポール国際企業庁元次官のチュア・テックヒム氏が校長を引き受けてくれたことがそうとう大きい。顧客のニーズに応えるアプローチが不十分だという危機感を提言してくれた。卒業生が増えて伝道師のような存在になってほしいと期待している。
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