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ビジネス #銀行 破壊と再生

視界不良のスルガ経営再建 キーマンは長銀OB

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金融庁の厳しい行政処分は必至(写真は本店)(撮影:尾形文繁)

創業以来120年を超えて岡野家が5代にわたりトップを務めてきた歴史は不祥事で幕を閉じた。スルガ銀行は9月7日、岡野光喜会長の辞任を発表。同氏と同じく代表権を持つ米山明広社長、白井稔彦専務、さらに役付取締役の2名も引責辞任した。

新社長には有國三知男氏が昇格した。後任トップの人選は、社外取締役・監査役を中心に構成する「企業文化・ガバナンス改革委員会」(木下潮音委員長)が行った。有國氏は前社長の米山氏と同期の1989年入社で、コンプライアンスや人事の部長を歴任。2016年の取締役就任後は監査やシステム、融資管理などを担当した。不正の中心となった営業部門は管掌していなかったが、第三者委員会は有國氏も「一定の経営責任は免れない」としている。

新社長も訟訴の対象か

スルガ銀行は今年6月に就任した社外監査役2名を中心に「取締役等責任調査委員会」を設置し、退任した取締役、執行役員などを含め法的責任の有無を判断していく。また、同行から融資を受けたシェアハウスのオーナーとその弁護団は、岡野氏や有國氏らを相手に株主代表訴訟も辞さない構えだ。

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