九州・沖縄は各県庁所在地に県立有力校があり、県内の主要都市の代表校がそれに追随するという構図がほとんどだ。また、九州大をはじめ熊本大や長崎大など各県の国立大学への進学を希望する地元志向が顕著だ。
私立高校は県立に比べると数は少ないが、久留米大学附設(福岡県久留米市)やラ・サール(鹿児島市)、青雲(長崎県時津町)といった有力校も存在する。いずれも東大など難関校や医学部への進学が多い。佐賀県など、私立進学校が育ってきた県もある。

福岡県は修猷館、福岡、筑紫丘(いずれも福岡市)のトップ3校に加え、東筑(北九州市)と小倉(同)、明善(久留米市)が進学校の代表格だ。2018年度入試で東筑は5、小倉は3、明善は2人が東大に合格するなど、毎年複数の合格者を輩出している。
福岡県は私立も負けていない。福岡大学附属大濠や西南学院、筑紫女学園など地元大学の付属校も底力を見せる。東大合格者数では福大大濠が3人、西南学院と筑紫女学園が各1人。旧帝大など難関校にも合格者がいる。
熊本は第二や玉名も健闘 長崎は長崎西が断トツ

熊本県は、熊高と済々黌の2トップが君臨。第二(熊本市)や玉名、八代、人吉の県立校が後に続く。熊本大への合格者数では済々黌がトップ。次に第二、熊高、第一(熊本市)と続く。
私立では中高一貫の真和(熊本市)が難関国立大で2ケタの合格者を出した。

長崎県は、長崎西がトップ校。かつて総合選抜制による入試が行われていた時代には長崎東、西、南、北、北陽台(長与町)が「長崎5校」と呼ばれ、難関大学への合格者数ではそれほど大きな差はなかったが、現在では長崎西が飛び抜けている。同校と長崎東はいずれも、幕末に江戸幕府直轄で設置された「英語伝習所」がルーツだ。
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