理数科目に教科書で向き合うだけでなく、たまには目線を変えて体験スペースに親子で足を運ぶのも一つの手だろう。
東京理科大学の神楽坂キャンパス(新宿区)内にある数学体験館は2013年にオープンした施設(入場無料)で、累計の入場者数は6万人(18年4月時点)。施設内で子どもにお薦めなのは「数学体験プラーザ」だ。ここでは、小学校から大学1年の初期段階までに学ぶ主要な概念や定理、公式について、さまざまな模型や教具を手に取って学べる。
体験館の技術員である山口康之氏は「いろいろな模型を使って、算数や数学が身近な生活の中でも役立っていることを知ってほしい」と話す。館内にはインストラクターとして東京理科大生が数名常駐している。子どもから思わぬ質問を受けて説明に困ったときは、気軽に学生たちに助けを求めるといいだろう。
子どもの理数離れを何とかしたいという思いから06年にパナソニックセンター東京(江東区)内に開設されたのがリスーピアだ。累計入場者数が382万人(18年3月時点)に及ぶ人気スポットだ。子どもは無料で、大人は一部施設に500円かかる。算数・数学の本格的な体感型展示を設けたのはここが先駆けといわれる。
理数ともに体感型展示が充実しており、ナビゲーターや大学教授が監修するワークショップもある。施設は2階と3階に分かれ、ディスカバリーフィールドと呼ばれる3階では、小型の情報端末が渡される。それぞれの展示について、端末画面には「原理・法則」「身近な事例」といった項目が表示され、体験と学びの両方ができるようになっている。原理や法則はホームページに詳細があり、家に帰ってから“復習”することも可能だ。
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