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政治・経済・投資 #平成経済の証言

突然の「国民福祉税」構想で細川新内閣大荒れ 藤井裕久 その1(全4回)

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1993年と2009年に誕生した非自民政権で蔵相と財務相を務め、経済通で鳴らした政治家が振り返る永田町の30年。

ふじい・ひろひさ●1955年大蔵省(現財務省)に入省。77年政界進出。小沢一郎氏と行動を共にし、細川護煕政権、鳩山由紀夫政権で蔵相(財務相)を務める。(撮影:梅谷秀司)

平成時代幕開けの89年4月、竹下登内閣の下で初めて消費税が導入された。私は参議院議員の後、86年の総選挙で「消費税、絶対やるべき」と言って落選し、浪人中だった。

90年の総選挙で衆議院議員に初当選し、3年後の93年8月、細川護煕首相の非自民8党派連立政権が誕生する。私は小沢一郎さんらと自民党を離党して与党になり、当選2回で蔵相に起用された。

細川さんは94年2月、「消費税廃止、税率7%の国民福祉税」を唱えた。私は当時、ロイド・ベンツェン米財務長官とローレンス・サマーズ米財務次官を相手に、円ドル問題の対米交渉で手いっぱいだった。向こうはドル高是正で円高を迫る。私は元来、円高容認論者だが、この場面では「高すぎる円高はノー」と主張した。何とか食い止め、終値で1ドル=100円を切ることはなかった。

これにかかりきりだったので、大蔵省の斎藤次郎事務次官に「国内は頼むよ」と言った。彼が「政治家は誰と話をすればいいですか」と聞くから、「それは小沢さんしかいない」と答えた。それで「小沢・斎藤ライン」ができた。

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