談合疑惑が浮上したのはリニアだけではない。昨年9月、NEXCO東日本および中日本は東京外かく環状道路(外環道)の工事契約について、「談合の疑いが払拭できない」として手続きを中止した。
問題の工事は、外環道と中央自動車道とが交差する中央ジャンクション(JCT)付近の地中拡幅4工事だ。この工事を大手ゼネコン4社がそれぞれ中心となったJVで分け合っている疑惑が生じた。
本線工事はすでに大手4社のJVが受注。関係者によれば、各社が受注した本線に対応する箇所のJCT工事を割り振ったようだ。

世界最大の難工事 「一抜け方式」を採用
都市部の地下を掘り進める外環道工事は、当初から難工事といわれていた。中でも中央JCTでの本線から合流・分岐する道路を地下で接続する地中拡幅工事は「世界最大級の難工事」(国土交通省)だった。そのため、発注前にゼネコン各社から技術提案を受けるなど、NEXCOとゼネコンの共同作業の色が強かった。
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