中学3年生以下の子を持つ親は必見!
絶対に知っておくべき大学入学新テストの中身
30年ぶりの大改革だ。文部科学省は7月13日、大学入試センター試験に代わり2021年1月から始まる「大学入学共通テスト」の実施方針を公表した。
センター試験からの変更点は大きく二つある。一つは国語と数学で記述式問題が入ること。もう一つは英語で民間の検定試験が導入されることだ(図表2)。
国語と数学は次記事『大学入学新テストではこんな問題が出る!』を参照してほしいが、自分が持つ知識を活用して考えをまとめ、書き出す能力を測る傾向が色濃くなる。
英語では「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能の習得を重視し、民間の検定試験の導入に踏み切った。24年までは大学入試センターが作成するマークシート式試験も併存し、25年以降は民間の検定試験に一本化される。
新テスト導入は1990年に共通一次試験からセンター試験へ移行して以来の大きな変更だ。文科省の狙いは急速な社会構造の変化に対応できるように、学力の3要素である「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を身に付けさせること。大学入試を変えることで、知識偏重の学校教育を変えようともくろむ。
改革は21年以降も続く。25年の新テストでは高校の次期学習指導要領に対応し、世界史と日本史を統合した「歴史総合」など新たな科目の登場が予想される(図表3)。そして前述のように英語が民間の検定試験に一本化される。
民間の英語試験は全部認定される?
ただし新テストについて「まだ見えない部分が多い」と学習塾大手、SAPIX YOZEMI GROUPの髙宮敏郎共同代表は指摘する。
最たるものが英語だ。検定試験の候補として英検、TOEFL iBT、IELTSなどが挙がっているが、大学入試センターが認定するのはこれから。マークシート式試験も併存するため、どう対策をするのがいいか悩ましい。冒頭の実施方針では大学側に対し、「受検者の負担に配慮してできるだけ多くの種類の認定試験の活用を求める」としていることから、「全部認定されるのではないか」(学習塾関係者)という声もある。
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