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ビジネス #すごいベンチャー100 2017年版

「Tシャツ脱いで大人と会おう」 [INTERVIEW]プラスJ池田純社長

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プラスJ社長、横浜DeNAベイスターズ前社長 池田 純
いけだ・じゅん / 1976年生まれ。住友商事、博報堂、DeNA執行役員などを経てプロ球団社長に。2016年から現職。Jリーグ特任理事も兼務。

野球の世界から離れて、5年ぶりくらいにITの世界に顔を出した。ベンチャーキャピタル主催のイベントだった。ITの世界はステップアップしていて、また新しいビジネスの領域が生まれている。ベンチャー企業にとっては投資されやすい環境なんでしょう。

投資する側が重視するのは人。若い人でも、年齢を重ねた人でもどういうトラックレコード(実績)を持っているかにかかっている。1回バッテンが付くと、投資は難しいという文化が日本にはある。だから、コツコツと小さな成功を作っていくことが大切なんだと思う。

今、IT系ベンチャーなど10社くらいにアドバイザーのようなことをやっている。共通の悩みは経営層の薄さ。社会経験の少ない人が創業者になることが増えてきて、マネジメントに悩んでいる。自分とは別のビジネスの領域にいた人などが数人いると経営はうまく回っていくのだけれど……。本人とは別の業界の知見が必要だと思うし、年配の人のほうがいい。製造業など日本経済を牽引してきた人たちは、やっぱり豊かな人脈を持っているからね。

若い経営者はできるだけ社会経験が豊富な人たちと付き合ってほしい。そのためには服装も大事。ITだからって、いつもTシャツとジーパンでいいってわけじゃない。見てのとおり、僕だって、ラフな格好が多いけど、スーツで決めるときは決める。ベンチャー経営者だからこそ、社会との接点が重要なんだ。

数年前までベンチャーは「IPO(株式新規公開)だ」「ストックオプションだ」と言ってきたけど、今の時代はそんな目標では成長できないと思う。アマゾンが流通業界を変えているのが象徴的だけど、あらゆる企業がITと融合しながら成長を目指すことになる。その時代の中で生き残るにはベンチャーにももっと大きな、社会に対する大義みたいなものが必要になってくるだろう。

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