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ビジネス #本業消失

新商品比率は5割超 会議が競争力の源泉 アイリスオーヤマの変身力

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アイリスオーヤマ[下請けメーカー▶ベンダー]

「理屈に合わん」「スペック下げずにコスト下げろ」「販売ルートはどうする?」 社長や役員から浴びせられる容赦ない質問と意見に、理路整然と答えられなければゲームオーバー。

毎週月曜日の朝10時から午後6時ごろまで、アイリスオーヤマの角田工場(宮城県)の会議室は、緊張と熱気に包まれる。すべての事業部が新商品をプレゼンテーションする、「新商品開発会議」が行われるのだ。

1商品当たりのプレゼン時間は5~10分間と短い

3月某日は、午前中にLED照明と家電製品の事業部が新商品や廃番商品を提案。午後に生活用品や園芸・ペット用品のプレゼンに移っても、会議室の緊張感が途切れることはない。出席者は大山健太郎社長を筆頭に、大山富生専務と大山繁生常務、大山秀雄・財務部長の大山4兄弟がズラリ。関連部署の担当者も集まり、即断即決できるようになっている。すべての新商品は会議で決定され、その数は年間1000アイテム。売上高に占める新商品(発売3年以内)比率は5割超であり、まさに競争力の源泉だ。

1商品当たりのプレゼン時間は5~10分で、事前の根回しはいっさいなし。ぶっつけ本番で挑んだ説明が長引くと、すかさず社長や役員から「問題は何や」と突っ込まれる。それでも最後に大山社長が「はい、OK」と言うと、たちまち開発担当者の表情がほころぶ。決裁書類を差し出すと、社長がポンとハンコを押す。この社長の“お墨付き”さえ手に入れば、開発や設計、工場、宣伝などの関連部署を、商品化に向けて一気に動かすことができるのだ。

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