有料会員登録 東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資 #失速は避けられるか

2017年の株価は海外イベントで乱高下 ストラテジストはこう見る

2分で読める 有料会員限定
  • 島 大輔 『会社四季報』編集長

日経平均株価は米大統領選挙後に急上昇し、12月中旬には終値で1万9500円台を約1年ぶりに回復した。この上昇相場は2017年も続くのか。ストラテジストなど株式の専門家に聞いた。

4名のストラテジストは、17年に日経平均が2万円を超えると予想する。野村証券の松浦寿雄チーフストラテジストは、「17年の株価上昇の半分が増益要因で、それ以外が日本銀行のETF(上場投資信託)買いなど需給効果」と見る。ラッセル野村大型株(除く金融)の17年度経常益は、1ドル=113円前提で16%増の見通し。ただ、若干楽観的な見方でもあり、5月ごろに発表される慎重な会社計画などをきっかけに一時的な株価下落もありうるという。

一方、UBS証券ウェルス・マネジメントの居林通日本株リサーチヘッドは、「足元の日経平均水準からさらに買い上がる力は少ない」と見る。「17年前半は1ドル=110円程度まで円高に進み、17年度の企業業績はそれほど伸びない」(居林氏)と予想しているためだ。

居林氏がほかのストラテジストと異なるのは、為替水準を決める大きな要因となる日米の長期金利について、「米10年債利回りがさらに大きく上昇することは考えにくい」としている点だ。長期金利に影響を与える利上げのペースなど、米国の金融政策にも引き続き注意が必要だ。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数