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幸楽苑が看板商品終了 次は赤字店に「メス」 外食

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「中華そば」の文字が残る店。現在は390円のラーメンなどが最安値

ラーメン大手の幸楽苑が大胆な勝負に出た。代名詞だった税抜き290円の「中華そば」の販売を5月26日で終了。かつては全売上高の32%を占めたが、直近は17%程度に落ち、原料コストの上昇も重荷になっていた。

替わりに全店に投入したのが税抜き520円の「醤油らーめん『司』」。2014年10月から岡山県限定で売り出し、好評だったラーメンが基になっている。導入店舗を順次増やしてきた効果は、すでに表れている。客単価は4月が前年同月比4.4%増、5月も同5.8%増と順調だ。

だが客単価アップだけでは、収益力向上は限定的。食材費の高騰や人件費の上昇が負担で、同社の2015年3月期は営業利益が前期比10%減の8.1億円と、苦しい結果に終わった。

最大の要因は赤字店舗の多さだ。ここ3年間で全約500店の2割前後に達しており、14年3月期は全体の25%にも及んだ。前期には減少したとはいえ、まだ18%が赤字店のままである。

原因は出店基準のあいまいさにある。特定の範囲に高密度で出店するドミナント戦略で、新規出店地区を関東と東北に限定した。が、商圏が大きな千葉県や埼玉県に集中しすぎてしまい、自社で競合する状況にも陥った。

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