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この際、2回がかりで 東京都知事選の正常化は

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巨大都市・東京の域内総生産はざっくり1兆ドルで世界第16位に相当し、オランダのGDPを上回る。人口1351万人は世界第70位に当たり、ベルギーやギリシャを超える。東京都の予算は特別会計も含め13.6兆円、職員数は16.6万だ。

これだけの巨大組織でありながら、トップを決める選挙は2010年代に入って4回目、まもなく4人目の知事を選ぶことになる。この間の全過程を思い出せる人はあまりいないだろう。

それどころか、つい先月去った舛添要一前知事でさえ、具体的にどこが悪かったのか、正確に指摘できる人がどれだけいることか。

花のお江戸の有権者は、お調子者で気まぐれだが、首都へのプライドは高い。東京都のトップは、キラキラと光り輝くような人でなくてはダメだと思っている。その反面、行政手腕や政策課題といったことは深く考えていない。

だから候補者選びとなると、テレビによく出る有名人の名前ばかり飛び交う。政治経験皆無の芸能人が「野党統一候補になれるなら……」と漏らしたが、そういう勘違いを招くような土壌がある。

逆に過去には、内閣官房副長官として多くの政権を支えた石原信雄氏、国連の事務方ナンバー2を務めた明石康氏が敗れ去っている。まさに都知事選には魔物が棲む。

新知事は19年に辞任を

ある時期からは公党の側も恐れをなして、「候補者決定は世論調査を見てから」ということになった。それに「首都決戦」を意識する党利党略が絡む。勝つことが最優先で、「首都行政にまじめに取り組みたい」と思うような人は、最初から見向きもされない。

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