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IPO分析 鎌倉新書 葬儀、墓、仏壇サイト運営 手数料と広告収入伸びる

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鎌倉新書という社名から連想すると「出版社かな」と思うだろう。確かに仏壇・仏具業界向け出版社として1984年に創業、現在も『月刊仏事』をはじめ供養関連の出版物を刊行する。が、同社の主力事業はインターネットのサイト運営だ。

「いい葬儀」「いいお墓」「いい仏壇」という三つのポータルサイトが主軸。サイトにアクセスしてきた見込み客を葬儀社や仏壇・仏具店、石材店、寺院・霊園に紹介。成約した段階で手数料をもらう成功報酬型のビジネスモデルだ。取引先は葬儀場2000カ所以上、仏壇・仏具店1000店以上、霊園4000カ所以上と、全国にネットワークを構築。サイトの広告掲載料も主柱の一つとなっている。

「当社のサイト利用者は40~60代が多いが、その層のITリテラシーは年々高くなり、葬儀社やお墓を探すときにネットを利用するケースが増えている」(清水祐孝社長)。見込み客の増加に加え、自社コールセンターの充実や事業者との連携強化で、成約率の向上を目指している。

手数料率は葬儀・墓で約15%、仏壇・仏具で約10%だが、「成約実績をきちんと上げることによって手数料率を改善していくこともできる」と清水社長は言う。

周辺領域にも展開 

既存事業の拡大とともに、新規事業の育成も図っている。その一つがヤフーと共同で運営する「Yahoo!エンディング」だ。人生の最期(ライフエンディング)に関連する総合ポータルサイトで、葬儀手配や各種コンテンツ提供を鎌倉新書が請け持っている。2014年開始だが、軌道に乗るにはまだ時間がかかりそうだ。そのため、コールセンターを鎌倉新書の既存サイトと統合するなど、コスト削減の手を打った。

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