年明けから急落に見舞われた株式市場。下げを増幅させた一因と考えられるのが、信用買いをしていた投資家の投げ売りだ。
信用取引では手持ち資金より多い額の株を買える。その分、投資銘柄が値下がりすると、損失も膨らむ。元手を超える損失が発生するのを防ぐため、証券会社は損失がある一定水準に達すると自動的に決済する「強制ロスカット」システムを設定している。
急落した日は、強制ロスカットで売りが大量に出て、それが新たなロスカットを誘発していた可能性がある。それを狙い、「売り仕掛け」をするヘッジファンドも存在する。
ロスカットに引っ掛からず、含み損を抱えたままの投資家は、株価の反転上昇を待っている。日本銀行のマイナス金利政策を受けて、日本株はいったん反発したが、こうした投資家が多いと、すぐに戻り待ちの売りに押されて上値が重くなる。買い残が整理されていたほうが、その後の上値は軽くなる。
出来高の増加に注目
そこで、2015年の大納会(12月30日)から今年1月29日までの期間に、信用買い残数が多く減少した銘柄のランキングを作成した。株価が10%を超えて大きく下がり、信用倍率が10倍未満の銘柄に限定している。
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