2015年の日経平均株価は、夏以降の乱高下相場を経て9.3%の上昇で終えた(大発会と大納会の終値を比較)。アベノミクスが本格的にスタートした13年に52.4%上昇した後は息切れぎみだ。14年は9.7%の上昇にとどまっており、2年連続で2ケタに届かなかった。
ただ個別に目を転じると勢いのある銘柄は多い。下表は、15年の株価上昇率ランキングだ。時価総額1000億円以上、来期営業増益予想の銘柄に限定して作成した。
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来期の動向を注意
株価が中長期にわたって上昇している銘柄は、買い方の回転売買が利くので、上昇トレンドが持続する可能性が高い。一時的には利益確定売りで調整することはあっても、短期間で持ち直す復元力がある。
上昇トレンドが続くためには、好業績が続くこと、株価に割高感がないことが重要となる。投資マネーは先を見据えて動くため、これからの時期は、上場企業の多くを占める3月期決算企業の場合、来17年3月期の動向を意識する必要がある。
首位のディップは、ネットに特化して求人情報を提供。13年2月期の営業益2.5億円から15年2月期は同48億円へと急拡大。今16年2月期の営業増益率は33.2%、来17年2月期も25.0%と高い伸びが予想されている。ただ株価の割安度を測るPER(株価収益率)は、来期予想ベースでも30倍台と高めだ。値動きも膠着状態に陥っており、もう一段の上昇を狙うには新しい材料が待たれる。
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