ネットの利用者がパソコンからスマートフォンへ大移動しているのに伴い、ネット広告の主戦場も大きく変わってきている。
中でも2016年に急拡大が確実視されるのが、スマホ向けの動画広告だ。15年には動画配信サービスの米ネットフリックスの日本上陸が話題となるなど、スマホでの動画視聴が広がっていることが追い風となる。
スマホ向けの動画広告に本腰を入れる構えを見せるのが、ポータルサービスで圧倒的な集客力を誇るヤフーだ。
ウェブサイトやアプリのトップ画面の動画広告について、ヤフーでは当初は15年夏の投入を予定していたが、「動作が重くなるなど、やや品質が不十分だった」(宮坂学社長)という理由から延期。満を持して16年の投入が見込まれる。従来の主力商品は、動画を含むPCサイトのトップページ広告だった。かねてスマホ広告の強化が急務とされてきた中、高単価が期待できる動画広告の拡販に照準を合わせている。
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