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ビジネス #カルロス・ゴーン 最後の決戦

ゴーン後継は誰だ? 大胆予測

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日仏連合を長年にわたり率いるカルロス・ゴーンだが、いずれ誰かにポストを譲るときが来る。

当の本人は「(日産の)後継者は日本人であることが好ましい」と話す。日本人役員で最も上位にいるのがCCO(チーフ・コンペティティブ・オフィサー)の西川廣人だ。ゴーンを支える直属の幹部4人の筆頭。東京大学経済学部出身で、購買畑を歩み、2004年に最高意思決定機関であるエグゼクティブ・コミッティ(EC)入りを果たす。13年4月には生産・開発など「ものづくり」を統括するCCOに就任している。西川よりも1年入社が早い志賀俊之が務めてきたCOO(最高執行責任者)の職が廃止されて以降、ゴーンの右腕的存在だ。ただゴーンと同じ61歳で、「年齢的に西川さんがゴーンの後継を務めるのは難しい」という意見で関係者は一致する。

他の日本人では、生産担当の副社長、松元史明の評価が高い。30代後半で3年間、スペイン子会社に出向。1999年からは2年間ルノーに出向し、生産面での協業を推進した。ルノーで生産を統括するスペイン人副社長とは「英語よりも得意」というスペイン語で毎日のように電話する国際派だ。

ECメンバー外だが、開発部門の副社長、山口豪も有力。ゴーンの後継を担う日本人幹部は着々と育っているようだ。しかし、西川は「日本人はものづくり分野では強いが、事業運営や販売分野では人材の層が薄い」と手厳しい。

外国人はどうか。ECで各地域の収益管理を担当する英国出身のトレバー・マンは外国人幹部にあっては珍しい生産部門のたたき上げ。ジョセフ・ピーターは米ゼネラル・モーターズ出身の財務のプロだが、後継者候補とする声は少ない。

呼び声が高いのは、商品戦略を統括するフランス出身のフィリップ・クランだろう。ルノーの副社長を務めていたが、14年9月に突然退任したチーフ・プランニング・オフィサー、アンディ・パーマーの後任として「緊急登板」で現職に就いた。クランにとって日産勤務は3回目だ。99年にルノーが日産に送り込んだ再建チームの1人としてゴーンを支え、いったんルノーに帰任。07年には常務執行役員としてゴーンを補佐している。緊急登板だったが、日産、ルノー両社で勤務経験のあるクランの人選はベストといえる。ゴーンの信頼も厚い。

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