毎深夜0時、お買い得品を求める買い物客で沸く“売り場”がある。テレビ通販番組「ショップチャンネル」が1日の中で最も売り上げを伸ばすのは、深夜0~1時。この時間帯は毎日、その日限りの特別価格で提供される一押し商品を紹介しており、なじみ客はこの時間めがけてやってくる。
ジュエリーやファッションで4割、化粧品や美容・健康で3割、生活雑貨や家電で2割、食品・その他で1割という商品カテゴリー別の売上構成比からもわかるように、顧客の9割超は女性で、50代以上が7割超を占める。高いリピーター率に支えられ、運営するジュピターショップチャンネル(非上場)は設立から18年連続で増収が続き、「今2014年度も最高益更新の見込み」(篠原淳史社長)。
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生放送の利点生かす商品、番組、運営力
成長が続く背景には、ケーブルテレビ(CATV)の普及がある。ショップチャンネルはCATV放送を通しての通信販売が主。CATV加入世帯数の増加で消費者との接点が増え、同社の売上高は15年間で30倍超に膨らんだ。さらに、「24時間生放送では、一瞬一瞬の販売データを把握し瞬時に行動に移せる強さがある」と篠原社長は言う。その強さは、昨年12月に開催された「家電祭」の1日に象徴される。
家電祭とは、24時間、家電商品のみを紹介する1日限定イベントで、同社としても初の挑戦だった。目玉商品は英ダイソンのクリーナーとファンヒーター、パナソニックの加湿空気清浄機。この三つの商品については、電話応対に当たるオペレーターを集めた商品勉強会も実施して臨んだ。
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