外国債券には幅広い投資機会があり、金融市場の環境変化を利益に換えられる点は面白い。通常よりも高い利回りを求めるための投資戦略も豊富だ。
たとえば、「フラハーティー&クラムライン優先出資ファンド」というETFは、ハイイールド債の利回りをさらに高める投資戦略を採っている。同ETFは、投資家から集めた資金に3割ほどのレバレッジをかけてハイイールド債に投資することで、一般的なハイイールド債ETFよりも高い分配金を払い出す。投資家からすると、通常のハイイールド債ETFに自らレバレッジをかけても投資効果は同じだが、その管理の手間が省けるので利便性は高い。
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「アナリー・キャピタル・マネジメント」は「モーゲージREIT」と呼ばれるファンドだ。名称にREIT(不動産投資信託)とあるが不動産そのものに投資するわけではない。安全性の高い住宅ローン債権や不動産投資向けの貸付債権にレバレッジをかけて投資することにより、分配金利回りは11%を超える。
同ファンドの本質は、コストの低い短期の借り入れでレバレッジをかけ、相対的に金利の高い長期のローン債権を購入するというものだ。なお、金利上昇時には借入金の金利も上がって収益を圧迫するので、価格は下落する可能性が高い。
ポイント
米国の利上げ開始は債券の収益機会も生む
今年の市場で最注目のイベントといえる米国の利上げを収益機会にするETFもある。米利上げ時、米国債の価格には下落圧力がかかるが、「Direxion(ディレクション)デイリー20年超米国債ベア3倍ETF」は、米国債の下落(金利の上昇)を利益にする。債券価格の下落率のおおむね3倍値上がりするようにレバレッジがかかっているので、通常は値動きの小さい米国債からも利益を得られる可能性がある。
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