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4時間・6時間正社員が必要だった 石川クロスカンパニー社長に聞く

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クロスカンパニー社長 石川康晴
いしかわ・やすはる/1970年生まれ。94年クロスカンパニーを設立し社長就任。世界に600店舗以上のアパレル大手に成長(撮影:尾形文繁)

23歳の時に小さなセレクトショップで起業をし、翌年初めて雇ったのが女性社員だった。だが、仕事で信頼していた彼女が結婚を理由に退職したのがずっとショックで、2011年8月から日本で初めて、「4時間正社員」「6時間正社員」制度を作った。

クロスカンパニーは現在、従業員2650人の大所帯に成長したが、95%が女性社員で、管理職の48%が女性だ。結婚や出産・育児を機に、優秀な女性社員が退職すると、社内にノウハウを蓄積できない。女性が家庭を持っても、責任ある仕事を続けていける、そんな仕組みが必要だった。今では165人が短時間正社員制度を活用している。

最も強調したいのは、女性支援はCSRでなく、会社の利益になるから、ということだ。われわれは12年末にM&Aをしたこともあり、今期の売上高が1000億円の大台を超える見込み。まずは国内アパレル3位を目指し、IPO(新規株式公開)も五分五分で考えている。

成長するためには出店が欠かせないが、大量出店には人材確保が最大の課題になる。岡山県のSCで試験的に短時間正社員を募集したところ、通常の3倍もの履歴書が届いた。短時間正社員は、経験豊富で生産性が高いし、ママ友を顧客として連れてきてくれる(笑)。将来的には1000人ぐらいを雇いたい。

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