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結局AIって何?子どもと話したいキホン知識6選 統計学に興味を持つきっかけになる!

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  • 桜井 進 サイエンスナビゲーター®、sakurAi Science Factory代表取締役CEO、東京理科大学大学院非常勤講師、理数教育研究所Rimse「算数・数学の自由研究」中央審査委員、公益財団法人中央教育研究所理事
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機械学習ってなにが画期的なの?

ギモンをカイケツ!
プログラミングされずにコンピューターが学習できることだよ。

【これがヒミツ!】

(1)コンピュータの低価格化とインターネットの登場

AIの進化の起爆剤となったのは、1980年代後半から90年代にかけて起きた2つの出来事ごと。1つめはコンピューターのCPU(中央処理装置)の性能が飛躍的に高まり、価格が安くなってパソコンが普及したこと。そして、インターネットの登場です。

(2)正しい答えまでの道筋を確率で選ばせる

このような技術革新とともにAI研究も進化し、やがてコンピューターは確率に基づいた推論ができるようになりました。すべての情報を処理できなくても、正しい結論にたどり着くまでの道筋を確率的に求めることは可能になったのです。

(3)たくさんの事例を学び、確率の判断の精度を高める

与えられたデータから、コンピューターがデータの背景にあるルールやパターンを発見して、AIが推論の精度を高めていくしくみを機械学習といいます。AIはたくさんの事例を学習することで、正しい道筋を選ぶ確率を上げていきます。その結果、1997年、コンピューターはチェスの世界チャンピオンに勝利するまでになりました。

ディープラーニングはどのようにして生まれた?

クイズ
aシンギュラリティー
b人間の脳のしくみをモデル化
cビッグデータの解析
→こたえb
人間の大脳皮質のしくみをモデルに生まれた技術。

【これがヒミツ!】

(1)人間の脳の神経細胞をヒントに生まれる

AIの機械学習の技術として、現在最も注目を集めているのが、ディープラーニング(深層学習)と呼ばれる技術です。ニューロンと呼ばれる人間の脳の神経細胞のしくみをモデルにして誕生しました。

(2)ニューラルネットワークの登場

ニューロンは脳の大脳皮質にあり、多数のニューロンがつながって巨大な神経回路となっています。その中を情報が行き来することで、脳はさまざまな働きができるのです。このしくみをコンピューターでマネしたものがニューラルネットワークです。

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【AIはどのようにして答えを探しているのか】

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