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セレンディピティ誘発が上手いリーダーが使う技 「計画、管理、組織の壁」の限界を破る7つの策

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チームの空気を変え、個人もチームもセレンディピティが生じやすい雰囲気を醸成する7つの方法(写真:ふじよ/PIXTA)
人生において重要な転機となるようなチャンスが、ほかの人よりも頻繁に巡って来るように見える人と、そうでない人はどこが違うのか。
その秘密を解き明かし、幸運なサプライズの頻度を増やし、それをいい結果につなげるフレームワークをまとめた本『セレンディピティ:点をつなぐ力』がついに刊行された。
経済学分野で世界トップクラスのロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で博士号を取得し、起業家としても活躍する著者が書いた同書から、沈滞したチームの空気を変え、セレンディピティが生じやすい雰囲気を醸成する7つの方法について、抜粋・編集してお届けする。

「予想外に」どう向き合うか

急速に変化する世界において、次に何が起こるか、どのような人材やリソースが必要になるかはわからない。だからこそ個人として、組織として、予想外の事態に対処する方法を身につける必要がある。

『セレンディピティ 点をつなぐ力』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

個人もチームもセレンディピティをもっと頻繁に経験し、よりよい成果を手に入れるためには、キャリアのなかで予想外やふつうではないことを安心して自由に追求すること、それを正当な権利として認められることが必要だ。

組織では、完璧な答えは誰も知らないという事実を伝えて心理的に安全な環境をつくり、改善点を積極的に提言するよう求めることが第一歩となる。そうすればメンバーは思いがけない出会いに意識的になり、敏感になる。またひらめいたアイデアを共有することを自己規制しないようになる。

組織は予想外の出来事に注目し、それを好意的に受け止めるようにしよう。セレンディピティを経験した仲間を評価し、ふつうではない出来事に関心を持って追求してもかまわないという文化を醸成しよう。

「プロジェクトの葬式」のような儀式を導入すれば、うまくいかなかったことやその原因について率直に語るインセンティブとなり、適切な学びやセレンディピティにつながる。

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【セレンディピティを好ましい組織文化の表れとみなす】

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