週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

「疑いの目」でアイデアを出すピラミッド図の力 視野を広げ、本質を突きとめる論理的思考法

7分で読める

INDEX

誰でも論理的思考ができる「ピラミッド」の使い方を紹介します(写真:Sitade/iStock)
「考える」ことは意外に難しい。本質的な解にたどり着き、より素晴らしいアイデアや、効果的な問題解決策を導き出すために「よく考えよう」「深く考えよう」とは言われるが、具体的にどうすればよいのか。「地頭」力を鍛えることも重要だが、より即効性を求めるには、「図頭(ずあたま)」を使うアプローチがあるという。つまり「図を描いて考える」ことでモノゴトを抽象化して捉えなおすということだ。
外資系の事業会社やコンサルティングファームを経て、ビジネススクールで教鞭をとる平井孝志氏が上梓した『武器としての図で考える習慣:「抽象化思考」のレッスン』には、人生設計から経営戦略まで、いかに「図」を使って問題を見つめるかという事例が多数掲載されている。その1つ、「ピラミッド」の使い方を紹介する。

「ピラミッド」の図で論理を広げる

あなたは新規事業開発の責任者で、新規事業候補AにGOサインを出すかどうかの判断を迫られているとする。うまくいきそうに見えるが、もっと緻密に精査したい。意思決定の精度を高めたいが、どうすればよいのか?

『武器としての図で考える習慣:「抽象化思考」のレッスン』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

こんなときには、論理の幅を広げてくれる「ピラミッド」の図を武器として使うことが有効だ。

まずは紙の上に四角い箱を描く。一番上の箱の中には、今考えなければならないテーマ「A事業の成功」と書き込み、その下に3から5個程度の箱を描いて、テーマに関する大事な要素を書き出す。

一見、単純な図に見えるが、これが奥深いピラミッドの図を使うときは、要素を書き出してからそれを箱で囲むのではなく、先に空の箱を描いてから、それを埋めるために考えるというのがミソだ。

空の箱を埋めるために、強制的に思考を回転させることになり、事業を多面的に見る効果が得られるからである。

出所:『武器としての図で考える習慣』

次ページが続きます:
【モレなくダブリなく分析する】

2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象