どうなる、料金後納郵便の集荷サービス終了 大量のビジネス郵便発送業務をどうするか
部門別の集計も可能
大半の企業は、毎日何らかの郵便物を発送している。切手を貼るにせよ料金後納を利用するにせよ、多くの企業で郵便発送業務が総務部門などで管理されており、面倒な作業に時間が費やされている。料金後納を利用していても前述したように集荷や郵便局の営業時間に間に合わないことがあるので、大抵の企業は金券同様の切手も在庫で用意している。
それらの管理業務は誰にでも任せられるものではないし、人件費も考えると、表に現れにくいだけでそれなりのコストがかかっているはずだ。
しかも時間とコストがかかっているにもかかわらず、どの部署が毎日どれくらいの郵便物を発送しているかはなかなか把握できない。把握しようとすれば別途大変な労力が必要となり、コストに見合わないからだ。
そのため多くの企業が部門別管理をあきらめ、どんぶり勘定に近い状態になっているのが実態だ。その点、ピツニーボウズの郵便料金計器は、あらかじめ部門などを登録しておけば、自動的に部門別の集計ができる。部門別の経費管理ができ、管理会計にも貢献できるようになるというわけだ。
「当社の料金計器は料金や消印の印字速度も速いですし、最上位機種なら定形郵便や定形外郵便が混ざっていても、機械の搬送部上に載せるだけで自動的に判別します。操作も簡単で誰でも使える設計であり、管理者が常時そばにいる必要もありません。その一方で、特殊なインキを使用し、不正防止乱数を同時印刷しており不正利用を防止します。業務効率を高めながらコンプライアンス対応も万全。より一層コア業務に集中できます。」(前出・井上氏)