どうなる、料金後納郵便の集荷サービス終了 大量のビジネス郵便発送業務をどうするか

拡大
縮小

そのままポストに投函できる利点も

郵便料金計器とは、郵便局の承認を得て封筒に郵便料金と消印を印刷する機械のことで、切手を貼らずにそのまま郵便物として送ることができる。

料金後納の場合、発送物の重さやサイズ、郵便の種類で異なる料金などを発送のたびに集計し、記載した差出票を郵便局に提出しなければならないが、郵便料金計器の場合はそれも必要ない。

ピツニーボウズの製品の場合、一体型の電子スケールが搭載されていて、定形か定形外かということを判別し、厚さや重さなどで郵便料金も算出することができるので、いちいち調べる手間もかからない。

しかも料金と消印を印刷した郵便物は、郵便ポストにそのまま投函することができる。

ピツニーボウズジャパン
SMBソリューションズ営業本部
東日本営業2部
部長   原田 賢治

「料金後納の場合、郵便局が集荷に来るのは通常1日1回です。集荷に間に合わなかった郵便物は自分で郵便局に持っていくか、翌日の集荷まで待つしかありません。さらに今後集荷サービスが廃止されたら、郵便局の営業時間中に持っていかなければならず、間に合わなかったら翌営業日まで待つか、切手を貼って送るしかありません。郵便料金計器を使えば、自由なタイミングで作業をしてすぐ出せるというメリットがあります」(ピツニーボウズジャパンSMBソリューションズ営業本部東日本営業2部・原田賢治部長)

次ページ部門別の集計も可能
お問い合わせ
ピツニーボウズジャパン