iPhone、3月27日に登場する機種は何なのか アップルがシカゴで発表する内容を大胆予測

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Macは、iPhoneアプリを開発するうえで必要なアプリ「Xcode」が唯一動作するパソコンであり、iPadのSwift PlaygroundsでSwiftを学んだ後にiPhoneアプリを開発する際には必須のデバイスだ。

500ドル以下のMac miniも存在するが、学生が持ち運べるノート型のほうが利便性が高く、高止まりしているMacBookシリーズの価格引き下げは、Everyone Can Codeの生態系を拡げるうえで不可欠だ。

今回はiPhoneテコ入れにも絶好の機会

3月はちょうど、9月から半年がたったタイミングだ。iPhoneの製品サイクルからすれば、折り返し地点となる。例年、最新のiPhoneに新色を追加したり、iPhone SEを登場させるなどのテコ入れ策が講じられてきた。

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たとえば2016年3月には廉価版のiPhone SEが登場し、2017年3月にはプロセッサはそのままに保存容量を増加させた。また2017年3月にはiPhone 7/iPhone 7 Plusに赤いモデルを追加するなど、新色の登場も行われてきた。

特にiPhone SEは2016年登場時に採用されたA9プロセッサが引き続き採用されており、プロセッサの刷新による性能向上は必要だと考えられる。ただ、Face IDやワイヤレス充電などの大幅な刷新が期待できるとは考えにくい。

加えてiPhone Xについては、iPhone 8シリーズで用意されてきたゴールドカラーが欠落したままだ。今回のモデル中期に新色を追加するなら、ゴールドカラー登場の可能性が高いのではないか、と考えている。

また、2017年9月のiPhone発表イベントですでにアナウンス済みのワイヤレス充電パッドAirPower、AirPodsのワイヤレス充電対応ケースについても、3月に発売を案内することが予測できる。

アップルが3月27日に開催するイベントについては、シカゴから速報をお届けする予定だ。

松村 太郎 ジャーナリスト

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まつむら たろう / Taro Matsumura

1980年生まれ。慶應義塾大学政策・メディア研究科卒。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、キャスタリア株式会社取締役研究責任者、ビジネス・ブレークスルー大学講師。著書に『LinkedInスタートブック』(日経BP)、『スマートフォン新時代』(NTT出版)、監訳に『「ソーシャルラーニング」入門』(日経BP)など。

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