「貸会議室」TKPの河野貴輝氏が日本代表に

モナコで開かれる世界大会の出場権獲得

続いて、EOYファイナルプレゼンテーションとして各部門受賞者による最終プレゼンが行われた。それに先立って経産大臣政務官である大串正樹氏が「政府としてもシリコンバレーなどと連携できるよう新しい政策を実行し、ベンチャービジネスを盛り上げていく」とエールを送った。プレゼンではチャレンジング・スピリット部門の受賞者であるプロドローン社長の河野雅一氏、マネーフォワード社長CEOの辻庸介氏、アクセラレーティング部門ではティーケーピー社長の河野貴輝氏、本多プラス社長の本多孝充氏が熱いプレゼンを行った。

受賞者たちのプレゼンを受け、審査員たちは別室で審査を開始。その間、JINS社長の田中仁氏、日本交通社長の川鍋一朗氏、東洋経済オンライン編集長の山田俊浩によるパネルディスカッションが開催された。

田中氏は「メガネはかつて国内で最低3万円はしたが、同時期、韓国では3000円で売られていた。メガネもユニクロのような売り方ができるのではないか。そう思ってビジネスを始めた」とメガネ事業に参入したときのきっかけを話し、川鍋氏も「父が亡くなり家業を継いだときは、大きな借金もあり、会社を再生するまで5年かかった」とかつての苦労した経験を語った。ともに2人は今、IT化社会に対応した新しいビジネスをスタートさせており、それぞれチャレンジングな事業を展開中。今注目される経営者たちだけに、参加者も多くの示唆に富んだ話に熱心に耳を傾けた。

起業家自身がいかに社会に貢献しているか

数々のプログラムも終盤に近付き、午後5時から日本代表ほか受賞者らの発表が始まった。審査員らによる厳正なる審査の結果、まず特別賞が発表された。

今年の受賞者はネットプロテクションズ代表CEOの柴田紳氏。柴田氏は「大賞に手が届く期待感もあったが、認められたのはうれしい。自分の会社には期待感を持っている。これからもがんばりたい」と抱負を語った。また今回より新たに設けられた審査員奨励賞とも言えるグローバル・エクスペリエンス・モナコ賞は本多プラス社長の本多孝充氏が受賞。本多氏は「正直、よかったという思いがあります。大賞になったらどうしようと思っていました(笑)。もちろん口惜しい思いもありますが、うれしいです。モナコには25年前バックパッカーで行ったことがあります。一代一事業という言葉があるように、これからも人のやらないことをやっていこうと思います」と意気込みを語った。

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