「貸会議室」TKPの河野貴輝氏が日本代表に モナコで開かれる世界大会の出場権獲得
続くアクセラレーティング部門で表彰されたのは11人。
日本とアジアで介護サービスを展開するリエイ社長兼会長の椛澤一氏、空間シェアリングビジネスに注力するティーケーピー社長の河野貴輝氏、医薬品開発の受託試験サービスを展開するフェニックスバイオ社長の藏本健二氏、クラウドサービスを手掛けるテラスカイ社長の佐藤秀哉氏、NP後払いという新しい決済サービスを提供するネットプロテクションズ代表CEOの柴田紳氏、馬具の技術を活かした一般皮製品をSPAで展開するソメスサドル社長の染谷昇氏、トレーラーハウス(移動式住居・店舗)を手掛けるカンバーランド・ジャパン代表の原田英世氏、デザイン性の高いプラスティック製パッケージを開発する本多プラス社長の本多孝充氏、損害車リユース事業を展開するタウ社長の宮本明岳氏、オリジナルブランドの鞄、財布の企画・製造・販売を行うキャロットカンパニー代表の吉田剛氏らが選出された。
以上の表彰者の中から、各部門の大賞受賞者が2名ずつ選出されることになる。
部門別受賞者4人のアントレプレナーとは?
張り詰めた緊張感の中、第一段の審査結果が発表された。まずチャレンジング・スピリット部門大賞ではプロドローン社長の河野雅一氏とフィンテック企業であるマネーフォワード社長CEOの辻庸介氏が選ばれた。
河野氏は「私たちは産業用ドローンの会社として、日本から世界一を目指しています。世界トップレベルのドローン開発力をもとに、これからパラダイムシフトを起こしていきたい」と語った。
一方、辻氏は「5年前に創業し、6人のメンバーで個人向けの家計簿アプリからスタートしました。家計の見える化をして、自動的に貯金できるようにするなどお金で悩まない世界をつくっていきたい。将来はすべての人のお金のプラットフォームになり、グローバルで通用する日本のフィンテックのエコシステムをつくっていきたいと思います」と喜びを述べた。