相鉄のJR直通化で「時刻表」が大ピンチ? 時刻表編集部にマニアックな質問をぶつけた

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2019年に予定される相鉄のJR線乗り入れは時刻表にとって大問題だ(写真 : ayase-1151 / PIXTA)

時刻表は謎の多い書物だ。列車の時刻を調べたり、わからないことを明らかにしたりするために存在しているのに、「謎の多い」というのは矛盾している。でも、読み込んでいくと、謎の事象がたくさん現れる。

たとえば、関西エリアで運転されている新快速電車。米原20時54分発の新快速、網干・播州赤穂行き(土曜・休日運休)は「謎の列車」だ。

一見無意味な分割をする理由は?

この列車は23時23分に姫路に到着すると、23時25分発の播州赤穂行きと23時28分発の網干行きに分割される。このようにサラリと文章で書くと、何の違和感もないように見える。だが、姫路、網干、播州赤穂の位置関係を見ると、謎が現れる。播州赤穂行き電車は姫路で分割された後、網干を通って、さらに先の播州赤穂へと向かう。だったら姫路ではなく網干で分割作業をすれば、姫路―網干間の運転のために運転士や車掌を二重に手配する必要がなく、効率がいいのではないか。

しかも、ダイヤを見るかぎり、播州赤穂行きが出発してから網干行きが出発するまでの間に、大阪方面からやってくる姫路止まりの電車もなく、姫新線や播但線は運転を終了しているので、播州赤穂行きのわずか3分後に出発するこの網干行きは、誰が利用するのかよくわからない謎の列車なのだ。

JR西日本によれば、その理由は「分割作業ができる人員を姫路に配置している」というもの。つまり網干では分割作業ができないという簡単な理由だった。だが、こんな疑問は当事者に聞いてみないと答えはわからない。

時刻表は、読み込むほどに謎が現れるものだが、それを解決する機会は滅多にない。今回は、東洋経済オンラインさんの力をお借りして、JTB時刻表の大内学編集長に、時刻表の謎についてお話を伺う機会を得たので、これまで気になっていた時刻表の謎について、あれこれぶつけてみた。

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