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ライフ #ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―

外食費は1家族以上!独身男は「よき消費者」だ 一方、異性に贈るプレゼントは「ドケチ志向」

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  • 荒川 和久 独身研究家、コラムニスト

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今までマーケティングの世界で「蚊帳の外」だった独身者たちの消費ですが、それが今後主流になっていくかもしれません(写真:Ushico / PIXTA)

前回の記事「独身男が『結婚コスパ悪い説』を信奉する理由」で、結婚したがらないソロ男(ソロ活動系男子。定義はコチラを参照)たちが結婚を躊躇するのは、「自分のためにカネを使いたい」からだと申し上げました。

それに対し、「結婚とはコスパで考えるべきものではない」というご意見を、主に既婚者の方からたくさんいただきました。また「結婚をすることはむしろ金銭的にはコスパがよくなる」というご指摘もありました。

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ごもっともです。「一人口は食えぬが二人口は食える」と言われるとおり、独身で単身生活をするよりも、夫婦で共に暮らしたほうが、食費・住居費・水道光熱費など1人当たりのコストが削減されることは明らかです。

ただ、ここでいうコストとは、単に金銭的な負担だけを指しているわけではありません。金銭に加えて、時間・労力・精神的負担などを総合的に“コスト”ととらえた場合、結果として得られる精神的充足感や幸福感と見合うかどうかという観点で見ています。

ソロ男が重んじる「おカネと時間の使い方」の自由

それでもなお、彼らが「結婚とは、自分のカネと時間が奪われ、精神的ストレスをため込んでしまうもの」と強くイメージしていることは否定できないと思います。彼らにとって最も尊重したい「自由」とは、「自分のカネと時間の使い方」なのです。ですから、それを束縛されることを嫌うのは当然といえます。

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【ソロ男が「他人」のために使うおカネ】

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