週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
キャリア・教育 #「若き老害」常見陽平が行く サラリーマン今さら解体新書

ブラックバイト問題の語られない意外な真実 むしろシワ寄せは店長や社員にいっている

9分で読める
  • 常見 陽平 千葉商科大学 准教授、働き方評論家

INDEX

アルバイトに希望はあるのか?
若者を使い潰す「ブラックバイト」は、今、そこにある問題だ。私は大学教員として学生がアルバイトに振り回されていることが気になっている。もちろん、経済的に豊かではなく、奨学金やアルバイトに頼らなければ学生生活が成立しない学生が一定数存在する。「ブラックバイト」はそんな学生につけこみ、強引なシフト編成、サービス残業の強要などを行っている。
これまで「ブラックバイト」に苦しむ学生の様子は何度もメディアで取り上げられてきたが、アルバイトを募集し、雇う側の論理が紹介されることはまれだった。リクルートグループで『FromA』『タウンワーク』『とらばーゆ』『ガテン』など数々の求人メディア編集長を歴任してきたツナグ・ソリューションズの取締役、平賀充記氏のインタビューをお届けする。平賀氏はツナグ働き方研究所の所長でもあり、2016年10月に著書『非正規って言うな!』(クロスメディア・パブリッシング)をリリースした。
日本のアルバイトの現場で何が起きているのか?アルバイトに希望はあるのか?

バイト先の社員がむしろブラック労働に苦しんでいる

この連載の記事一覧はこちら

常見陽平(以下、常見):ご著書の『非正規って言うな!』は大変貴重な本だと思います。アルバイトを30年近くに渡って追い続けてきた平賀さんでしか書けない本です。今日はアルバイトの現場で起きていることを教えてください。

平賀:2016年は電通の自死事件が明るみに出ました。アルバイトの現場でも長時間労働や、まさにブラックバイトと言われるような状況が起こっているのかと思い、アンケート調査を行いました。

次ページが続きます:
【アルバイトはそんなに過酷ではない?】

2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象